キャバ嬢の接客会話術

 

『言葉の少ないお客様』は、質問で盛り上げる

 

お客様の中には、言葉数が少なく、会話が苦手な人もいらっしゃると思います。    
接客CASTからすれば、『会話が続かない客』『何を考えているのか解らない客』というイメージになり、楽なお客様ではありません。
しかし!TOPクラスのCASTからすれば、逆に狙い目なお客様だそうです。    
    
会話の苦手なお客様は、要点のみ話をするので、普段から会話が続かないはずです。    
普段の生活の中でも、そんなコミュニケーションしか取っていないので『会話』自体に慣れておらず、周りからはコミュ症と思われがな所もあるでしょう。
そんなお客様は、親身になって話をそいてくれる人に飢えている事が多く、接客の中で楽しませてあげる事が出来るとお店にしっかり通って頂けるそうです。    
そもそも、会話が苦手なのにキャバクラへ飲みに来る理由を考えれば、その理由は一目瞭然です。    
    
    
そんな人の、具体的な要点のみの話とは    
『モーターショーに言ったら人混みで疲れた。』以上終わり・・・  
『〇〇の映画を見て、面白かった。』以上終わり・・・
『高給ステーキを食べたら美味しかった。』以上終わり・・・    
と、いった感じで、最低限の要点しか話をしないのです。    
    
単調な話には、その話題に質問で『色』を付けてあげれば良いのです。    

 


****【接客事例】****
    
お客様    『高給ステーキを食べたら美味しかった。』
    
CAST    『いいなぁ~どちらのお店に行かれたんですか?』
    
お客様    『新宿の〇〇っていうお店』
    
CAST    『どんなステーキを食べたのですか?』
    
お客様    『神戸牛のサーロイン』
    
CAST    『えぇ~!美味しそう!私も食べたい!』
    
お客様    『・・・』
    
CAST    『普通のサーロインと神戸牛ってやっぱり違う?香りから違うのかな?』
    
お客様    『・・・よく解らない』
    
CAST    『あまりステーキとか食べられないんですか?』
    
お客様    『・・・そんなに食べない』
    
CAST    『じゃあ、高給ステーキを急に食べたくなったの?』
    
お客様    『誕生日だったから・・』
    
CAST    『え?そうなの!おめでとう!♪ 誰かに連れてって貰ったの?』
    
お客様    『兄が、祝ってくれた。』
    
CAST    『ステキなお兄さんなんですね!私にも兄がいたら、たくさん甘えたんだけどな~ 私の兄の変わりになってくれる???』
    
お客様    『・・・』
    
CAST    『冗談です~♪ 笑』

    
    
    
  
    
言葉数の少ない人は、洞察力が優れている人が多いので、心のどこかで、面倒な客と思ってしまうと、しっかり伝わってしまいます。    
逆に誠意を込めて接客をすると、その思いも良く伝わると言う事になります。    
誰かに優しくされたという経験も少ない人が多いので真心を込めた接客をして、しっかりと楽しんで頂きましょう!

 

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