どんな人にも長所はあり、何らかの「才能」があります。しかし、多くの人が自分自身の「才能」に気付く事なく過ごしているのです。また、その「才能」が活かされず、短所となって表立ってしまう事がとても多くあります。
自己の「才能」が活かされないのは、自分自身の「我欲」原因です。周りの人より長けた「才能」を自分自身の「我欲」を満たす為に使ってしまう為、周りの人からすれば、「長所」としてではなく「短所」として認識されてしまうのです。
例えば、文章力があり、順序だって話をする事に長けている人が、何でも自分の思い通りにが為に、その才能を言い訳に使っていれば、周りの人たちからすれば、「言葉巧みな嫌な奴」として、認識してしまうでしょう。また、全体を瞬時に把握し、物事を効率よく進める才能のある人であれば、他人の仕事の遅さに「なんでこんな事も出来ないんだ!」とストレスを溜めるでしょう。そして、周りの人からすれば「いつもイライラしている嫌な奴」として、認識されてしまうのです。
このように他人より長けた自己の「才能」が全く活かされていない人は、とても多いのです。
自己の「才能」が活かされない原因が「我欲」のせいであれば、「利他的」な思いで他人と接するように努めると良いでしょう。文章力のある人であれば、何か解らない事で困っている人に、懇切丁寧に説明してあげる事ができるでしょう。また、全体を瞬時に把握する事に長けている人であれば、チームで物事を進める時に、色々なサポートが出来るはずです。
「利他的」な思いがあれば、誰でも自己の「才能」を活かす事が出来ます。