キャバクラ総合管理POSレジ・システムVENUS
キャバ嬢新人接客マニュアル

title1.png

キャバ嬢の仕事は、第一印象がとても重要です。
自分が着たいドレス、自分がしたいメイク、自分がしたいネイルではなく男性の意見を取り入れてみるのも良いでしょう。
また、お店のイメージに合ったスタイルを心がけるようにしましょう。


〇手先のケア
キャバクラでの接客中、お客様がキャストの手先を目にする
ケースがとても多くあります。
お客様のお酒を作ったり、おしぼりを渡したりするからです。
日頃から、手先、指先のケアを心がけ、美しい手を保つようにしましょう。
また、男性は女性の派手なネイルを嫌う人も多くいるので
男性が好むネイルを心がけましょう。

〇メイク
清潔感のあるメイクにした方が、男性ウケが良いのですが
店内の照明は、薄暗いのでそう言った事を考慮したメイクにするように心がけましょう。
派手なドレスに地味なメイクでは、バランスが悪くなったりしますし
また、自分が好きなメイクと、自分が似合うメイクが異なっている事が多くありますので
色々な人の意見を聞いてみるのも良いでしょう。


〇ヘアスタイル
キャバクラは、女性による華やかさが必要なため
ヘアスタイルも来ているドレスに合わせて華やかにする必要があります。
毎日ドレスアップしたヘアスタイルにすると、髪が傷みやすくなるので
普段から髪を手入れする事も大切です。

〇香水
女性の香水の移り香を嫌うお客様も多くいるので
香水をつける場合は、できるだけ控えめな香りのモノを選びましょう。
デオドランド系の香りを抑えたものを好む男性が比較的に多いです。


〇足元
男性は、女性の脚に魅力を感じる人も多くいる為、足元は、とてもよく観られています。
足先から脚全体を美しく魅せるようにしましょう。
ドレスに合わせたヒールなども用意しましょう。
脚を美しく魅せるだけでかなりの好感度があがりますし
逆に脚に不潔感があると、かなりのマイナスイメージになります。

〇持ち物
ハンカチやペン、メモ用紙、名刺入れなどを入れるポーチなどを用意しましょう。
お客様から名刺を頂く事もあるので、名刺入れにいれ大切に保管しましょう。
 

title2.png

キャバクラは時間制なので、お客様は席に座っているだけで料金が発生している事を忘れてはいけません。
お客様が、普段の生活を忘れられるような時間を提供するのが、キャバクラでありキャバ嬢は、お客様に、楽しんで頂ける時間を提供する主役のお仕事です。
お客様は高額な料金を支払い来店されているので不快な思いをさせないように接客をしましょう。

〇テーブルにつく
お客様のテーブルにつく時は、男子スタッフに呼ばれて案内されます。
席に座る前は、一度立ち止まり、「いらっしゃいませ」と、お辞儀をして
自分の源氏名を告げて、「お隣に失礼してよろしいですか?」と一言理を入れて着席をします。
座る際には、お客様にお尻を向けないようにしましょう。
(お辞儀の方法がお店で指定されている場合もあります。)
席に座るときは、お客様の方向に向けて斜めに座ります。
背もたれに持たれるような座り方をしてはいけません。
席に座ったら、テーブルが汚れていないかをチェックして
汚れている場合は、綺麗に整えしましょう。


【お客様のお酒をつくる】

〇テーブルで提供するお酒
・水割り
・ソーダ割り
・ロック
・ストレート
・お湯割り
・お茶割など
・ワイン
・シャンパン

〇お酒をつくる道具の名称

水割りセット.png

〇水割り(お茶割、ソーダ割)の作り方

1、グラスいっぱいに氷をいれて、マドラーでかき回しグラスを冷やします。
・グラスをテーブルに置いたまま、グラスに氷を2~3個入れ
マドラーでゆっくりかき回しグラスを冷やします。
・音をたてないように気を付ける、マドラーは左に回す。

2、氷をグラスいっぱいに入れ、お酒を注ぎます。
(通常は、指2~3本程度入れます。氷を入れすぎない)
・ボトルのラベルが上に来るように持ち、お酒を注ぎます。
・お客様により、お酒の濃さの好みが異なりますので
お酒を入れる量は、お客様にお伺いしましょう。

3、水を入れる。(お茶、ソーダ)
・水は八分目までやさしく入れる。(水はなみなみ入れない)

※注意事項
・グラスの口をつける部分は触らない。
・マドラーを持ったまま、グラスをお客様に渡さない
・グラスの水滴はしっかりふき取る。
・ボトルがオーダーされた場合の最初のお酒は、お客様のグラスから作りましょう。
・グラスやボトルを置くときなど音を立てないように注意しましょう。


〇お客様のお酒を造るタイミング

お酒をつくるタイミングは、お客様によって異なる為
お酒をつくる前に「おつくりしてもよろしいですか?」と一言そえるようにします。
一般的には、グラスの残りが指2本弱になった時に作ります。
まだ半分近く残っているのにお酒をつくるのは、イメージが悪くなります。
お客様のグラスの氷が溶けて薄くなっている場合は、グラスを交換して新しく作り直します。


〇ワインの注ぎ方

1、グラスには手を添えず、ボトルはラベルを上にして、ボトルの底を持ちます。
2、グラス3分の1を目安に、ゆっくりと静かに注ぎます。
3、注ぎ終わりは、ボトルの口を上に向け、少しひねるように回して持ち上げます。

〇シャンパンの注ぎ方

1、グラスには手を添えず、ボトルはラベルを上にして、ボトルの底を持ちます。
2、泡も含めてグラス8分目を目安に、ゆっくりと静かに注ぎます。
3、泡が下がり始めたらグラス6分目を目安に次ぎます。
4、注ぎ終わりは、ボトルの口を上に向け、少しひねるように回して持ち上げます。

※ワイン、シャンパンは、男性が注ぐことが好ましいとされていますので
女性の自分が注く事を、お客様に一言そえてから注ぐようにしましょう。

 

title3.png

〇灰皿の交換
お客様の灰皿は吸い殻が二本になったら交換するのが一般的です。
交換する場合は、「失礼します」と一言添えて交換しましょう。
灰皿の交換時には、灰が飛ばないようい新しい灰皿を上に載せて下げから
新しい灰皿を置きます。
(音を立てないように、丁寧に行ってください。)

〇客様のタバコに火をつける
お客様のタバコに火をつける時は、自分の前でライターに火をつけて
火の大きさを確認し、そのままお客様の前に差し出す。
お客様の前で、ライターの火をつけないようにしましょう。
(火がつかなかったり、大きな火が出たりする事を避けるため)

〇その他
・灰皿やグラスなどを取る時、お客様の前に手を出す必要がある場合は
「失礼します」と一言添えましょう。
・お酒のボトルは、ラベルをお客様に向けて置きましょう。
(シャンパン・ワイングラスなどもマークがついている場合はお客様側に向ける)
・乾杯する時は、グラスを両手で持ち、お客様のグラスより低い位置でしましょう。
・お会計を頂く時は、「頂きます」と一言添え、感謝の気持ちをしっかり伝えるましょう。
・時間が経つとお客様のグラスに水滴が溜まりますので
ハンカチなどでふき取るようにしましょう。
・コースターに水滴が溜まっている場合は、新しいものに交換しましょう。
(使用済みのおしぼりを使わないようにしてください。)
 

 

title4.png

・ドリンク等の注文をする場合は、ホールスタッフに
「お願いします」と声をかけてその旨を伝えます。

・アイスペールの氷が溶けている場合はホールスタッフに声をかけて交換してもらいましょう。
(ホールスタッフにも丁寧な言葉づかいをしましょう。)

・お客様から、ドリンクやおつまみやフルーツをすすめられたら1回は断りましょう。

・お客様からドリンクを頂いた場合は、「ありがとうございます。」や
「頂きます」の一言を添えてから口にします。(乾杯してから口にするもの良いでしょう。)

・お客様がトイレに立つときは、ホールスタッフに「お願いします」と声をかけ
トイレに案内してもらいましょう。
その時に、ホールスタッフにおしぼりを届けて貰い
お客様が戻られた時、おしぼりを開いて手渡します。
お客様が手をふき終わったおしぼりをお預かりし、綺麗にたたんで指定の場所に置きます。。
※お店によっては、接客しているキャストが案内しトイレの前で
おしぼりを持ち待機する場合もあります。

・お客様の仕事の話などプライベートな話は避けましょう。
(プライベートを忘れて楽しんでもらう為)

・政治、宗教、スポーツチームなどの話を避けましょう。
(考え方や価値観が異なる相手に対して不快に感じる事がある為)

・ホールスタッフに呼ばれた場合は、「ごちそうさまでした」と一言添えて立ち
お辞儀をして席を離れましょう。
(飲みかけのドリンクがある場合は、乾杯し飲み干してから席を立ちましょう。)

・お店への電話など一時退席する場合は、ホールスタッフにグラスを下げられないよう
解るようにして席を立ちます。
(ポーチを席に置いたままにする、グラスの上に紙ナプキンを置く等・・)
 

 

 

title5.png

(ヘルプ:指名キャストが席を外している時、代わりに接客する事)

※ヘルプ接客マナーを怠ると指名キャストとのトラブルになります!

・お客様に自分の連絡先を教えない。
(連絡先を教えて良いお客様は、指名のないフリーのお客様)

・名刺を渡さない
(名刺を渡して良いお客様は、指名のないフリーのお客様)

・他のキャストのプライベートな話(特に指名しているキャスト)は絶対にしない。

・お客様から少し離れて座るようにする。

・お客様にドリンクをねだらない。

・お客様に進められた場合は、1回は断る。
(ドリンクを頂いた場合、席を離れる時しっかりとお礼を伝えて
全て飲み終えてから席を離れましょう。)
 

キャバ嬢新人接客マニュアル

(※右クリックでリンク先を名前をつけて保存)