敵意

19,強い「敵意」は自己を衰退させ、富を奪います。

怒りや憎しみを抱くと、負の感情のエネルギーを生み出します。そのエネネルギーは、同質のエネルギーと同調し、負の出来事への「縁」を創り出します。「怒り」の感情を抱き続けると、「憎しみ」の感情に昇華し、その相手を「敵視」します。「ゆるせない!」という感情を抱き続け、そのエネルギーが自らを蝕み続けるのです。
その結果、嫌な出来事ばかり起きるようになるでしょう。多くを奪われ、求めても求めても手に入れる事ができない・・お金が必要な時に限って、予期せぬ出費が必要になったり、もう少しで手の届く事が、予期せぬ事態で手に入らなかったりと、そんな日々を過ごす事になります。

自分が「敵」を創った時点で、常に何から狙われるようになります。いくら普段穏やかに過ごそうが、心の中に「敵」がいれば、多くを奪われる事になるでしょう。「ゆるせない」という感情は、「ゆるせない出来事」を呼び寄せます。

自分を裏切り、陥れた相手は、「憎む」のではなく、その出来事に「学び」が必要だという事です。その「学び」に気づく事が出来れば、「その出来事のおかげ」と思う事が出来きます。「敵意」が消えれば、目前の現実も改善されます。

「ライバル」は「敵」ではありません。自分自身を成長させる為の良き競争相手です。「ライバル」を超えたい気持ちが強すぎて、敵視してしまわないよう注意しましょう。