動機

15,目前の出来事は、自己の「言動の動機」が創り出しています。

人の心のが生み出すエネルギーは壮大で、目前の現実に大きな影響を与えてます。「思い」は常に具現化されているのです。私たちは、普段の生活の中で言葉や文章・行動を使って他人とコミュニケーションを取り、また、言葉や文章・行動を見て判断をします。しかし、自然界のルールでは、言葉や文章・行動よりも、「思い」を優先して、現実を引き起こしているのです。私たちの心を成長させようとしているからです。だれでも思いが伝わる文章、思いが伝わる言葉、思いが伝わる行動、それらを感じた事があると思います。
 

例えば、店舗経営でイベント企画を打った時、その動機が「お客様への感謝」と「売上UPの集客」では、同じイベント企画でも結果は大きく異なります。「お客様への感謝」の方が、売上は大きくなります。「利他的な思い」と「利己的な思い」では、心が生み出すエネルギーは真逆であり、自然界のルールでは、「利他的な思い」により良き「縁」を生み出すからです。

普段の生活の中でも、この「言動の動機」に注目していると、目前の出来事との結びつきを実感できると思います。言葉や行動には、必ず「動機」があります。その「動機」即ち「思い」が、現実を創り出していると言っても過言ではありません。

誰しも自分の言葉や行動と心の思いが異なる事が多々あると思います。そして、思いと異なった言動で物事を判断します。しかし、現実は思いのエネルギーが創り出しているので、その判断により、物事が上手く進まない事があります。他人と接する時も、言葉や行動だけで判断し、相手の言動の動機を知ろうとしなければ、うまくコミュニケーションを取ることが出来ません。人が創った社会で生活する以上、言葉や行動と思いが異なった状態で過ごす必要があるからです。しかし、自然界のルールでは、「思い」が現実を引き起こしている事を忘れないようにしましょう。