私たちの社会では、「失敗」に対して責任追及をされる事が多々あるのですが、そもそも私たちは、はじめから多くの「失敗」をするように創られて生まれてきます。「生きる」という経験の中で学び、心身共に成長させてゆくのが人生なのです。従って、常に最善の選択ができる人など、どこにも存在していないのです。しかし、私たちの社会には、「失敗」は許されないという風潮があり、「失敗」を恐れてしまう。「失敗」を恐れ、出来る限り「失敗」しないようにと、そう思ってしまいます。
我々が過ごす自然界は、私たちの心を成長させようと出来事を引き起こしているので「失敗」を恐れ、行動しない事に対し、様々な苦難を引き起こすでしょう。なぜならば、「失敗」を恐れ行動しないという事は、自らの成長を止めてしまう事になるからです。
重要なのは、「失敗」から何を学び、この先の未来へどうつなげるか?という事であり、「失敗」の責任を誰かに取らせる事ではありません。「失敗」をした人を責める事は、愚かな事であり、自らの成長を止める事にもつながります。自らの成長が止まれば、新たな苦難が訪れるでしょう。