人間という生き物は、自分本位な生き物です。誰しも自分主体で物事を考え判断しながら、毎日を過ごしています。人間とは、基本的に自分勝手な生き物なのです。そんな思考を持ってこの世に生れ落ちるのです。自分に当てはめて思考を巡らせれば、他人より自分を優先して物事を考え行動している事がわかるでしょう。「そんな事は当たりだ!」と、そう思われる方もいらっしゃるのでは、ないでしょうか?しかし、lこれは日々の生活の中では、忘れがちな事なのです。
私たちの社会では、秩序を保つためにルールがあり、そのルールに従って集団で生活をしています。皆がルールを守る事により、より豊かな生活が保たれているのです。しかし、ルールを守らない人もいます。皆がルールを守っているのに自分勝手な判断をし、ルールを破り周りに迷惑をかける人もいます。ルールを守らずに自分勝手な行動をする人は、社会的には「悪人」とされます。
もう一度、言いましょう。「人間と言う生き物は、自分本位な生き物」です。
自分はルールを守らない人と同じ一面を持っています。同じ人間ですからね。たまたま、自分はルールを守る事が出来ているだけなのです。
私たちは、より良き社会を築くために、日々努力をし社会を発展させ続けています。その為、社会環境は日に日に変化します。環境が変化すれば新たな問題が起きるので、新たなルールを作り、新たな秩序が始まります。そして、それは繰り返されて行き、増え続けて行きます。守るべきルールが増え続けて行く為、ルールを守れない人も増え続けて行きます。「ルールを守れ!」と、守れない人を口撃する人も増えて行きます。その結果、心を壊す人も増えて行きます。
「人間と言う生き物は、自分本位な生き物」なのにです。
私たちは、社会のルールに囚われてしまい、「人間の本質」を忘れて過ごす事が多いでしょう。「人間の本質」を優先した判断をすると、社会の秩序が保てなくますし、また、そんな一面を前面に出して、社会で過ごす事が出来ないからです。一歩間違えば刑務所行きですしね。なので、自分の中にある「人間の本質」部分を隠して過ごしているのです。その為、「人間の本質」を無視した判断を繰り返し社会運営をしてしまう。社会が発展すればするほど、息苦しい毎日を過ごす事になります。今一度、人間とはどんな生き物なのが?を考えて、自分の本心をも、しっかりと見つめると良いでしょう。自分の本音はどこにあるのか?探し出しましょう。そうすれば社会のルールを完璧に守れば守るほど、ストレスを溜めてしまうのが、人間と言う生き物だという事に気づけるはずです。
自然界のルールは、人の社会のルールなど全く関係がありません。優先されるのは、「人間の本質」なのです。人間社会は自然界の中にあります。従って私たちに優先して影響を与えるのは自然界のルールです。従って、人間社会のルールのみで、物事を判断せず、自分も含め「人間の本質」を、常に忘れないようにした方が過ごし易いはずです。そして、毎日の中でも笑顔が増えるでしょう。
なぜならば「ゆるす心」が芽生えるからです。