人間関係

9,人現関係が上手くいかない時は、自分を高める絶好のチャンスです。

集団行動では、どうしても人間関係のトラブルが生じたりします。同僚、上司部下などの関係で悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

自然界のルール上、我々は、常に心を成長させる必要があります。自己の心の成長が止まっていると、なんだかんだと嫌な出来事が起きます。「苦悩」を乗り越える過程で学ぶ事になるのです。人間関係がうまく行かないのも、その一つです。

自分自身を成長させるためには、自分自身を知る必要があるのですが、自分を知る為には、他人を知る事でしかできません。これも自然界から与えられたルールです。従って、自分が嫌だと感じる相手を知る事が必要になります。

人間関係がうまく行かないのは「想いやり不足からくる理解不足」が殆どです。他人に対しての利他的な思いが足らないのです。自分主体でしか物事を考えない為、視野が狭くなり、自分都合でしか物事を判断できなくなってる状態に陥っている。そして、その事に自分が気づけない。目前の事象に対して、何一つ考えようとせず、ただただ、自分が正しく相手を「悪」として終わらせているから人間関係がうまく行かないのです。
 

自分にとって「嫌な事をする」「嫌な事を言う」相手に対しどうして、そんな事をするのか?どうして、そんな言葉を向けるのか?と、考える事が必要です。また、どうすればその相手は、自分が嫌だと思う事をしなくなるのか?と、考える。そして、自分は嫌な事をされないようにする為にどう変わればいいのか?と、考える。それから、自分は相手にどうして貰えば嫌な思いをしなかったのか?自分は相手になにを求めているのか?その求めている事は自分にとってどれだけ重要な事なのか?など・・色々と相手を知り、自分を見つめなおす必要があります。


私たちは、社会の中で、それぞれが役割を担い集団生活をしています。従って、自分以外の人たち価値観を受け入れる必要があります。自分の価値観のみで、生活していると、人現関係が上手くいかなくなるのは当然の事でしょう。「相手を知り、自己を省みる」この作業をし、自己改善できた時、人間関係も改善されます。


人間関係がうまく行かない時に自己改善すべく、課題例です。

①自分を省みる事ができない。
②自分都合でしか、出来事を判断できない。
③欲深い強欲な自分に気づけない。
④善悪でしか物事を判断できない
⑤ゆるす心の欠如
⑥嘘、誤魔化し、偽りが多い
⑦ずるい、正直じゃない
⑧誰か何かの為にと、行動する経験が極端に少ない。
⑨感謝する事ができない。
⑩「めんなさい)と言えない。
⑪損得勘定で判断した行動しかできない。


人間関係がうまく行かない時、これらの課題をクリアにする事で、自分自身を大きく成長させましょう!
(人それぞれ、学ぶべき課題が異なります。)